すずらん薬局 | 予防分野における全国実力薬局100選

－すずらん薬局とはどのような薬局でしょうか。

すずらん薬局グループは「すべての人にやさしい薬局でありたい」という想いのもと、広島市内を中心に14店舗を展開しています。患者様、地域の方々にとって何が必要なのか、薬局として出来ることは何なのかを追求してきました。ヘルスケア企業として、自分の都合ではなく、本当に患者様・これからの社会の為になるかどうか考え、行動することが大切です。
目の不自由なかたへの点字シールや音声コードでの情報提供、外国語を母国語とされる方への外国語対応薬袋など、薬局にお越しいただいた方一人ひとりにご満足して頂ける様、さまざまな取り組みを行っています。

－どのような予防への取り組みをされていますか？

健康な毎日を送って頂けるよう、「食通信」や「健康通信」といった冊子で情報発信をしています。栄養士と薬剤師が、毎月テーマに沿った基礎知識や予防方法、おすすめの一品料理や薬剤についてのミニ知識などを分かりやすくまとめたものです。実際に、店頭での栄養指導・自己血糖測定など、ご自身の健康状態を確かめて頂けるサービスもあります。そういったものを通じて、予防や食の大切さを知り、薬に頼らない・増やさないために役立てて頂きたいです。

－薬局サロンでの活動について教えてください。

各店舗で、薬剤師と栄養士が疾病ごとにテーマを決め、定期的に健康教室を行っています。疾病ごとの薬物療法、食事療法についてお話したり、モデルレシピの試食などご好評頂いています。中でも舟入店では1階にコミュニティールームを併設しており、健康教室だけでなく転倒予防の体操教室や料理教室なども開催しています。また「ご近所同士が集まり、いろんな人たちで一緒に楽しめる場所があればいいなぁ」という地域の方たちの声から【木曜カフェリーベル】を2013年4月にオープンしました。おりがみ教室や手芸作品展示会などのイベントを開催し、地域の方に楽しんで頂いています。また広島市内各地のサロンに出かけて開催しますので、地域の人たちと交流する機会が増えています。

－今後力を入れていきたいことは何ですか？

企業理念にもある「すべての人にやさしい薬局」とは、すべての方のご要望に応えることです。10数年前、医師の往診同行をきっかけに患者さんの「家で最期を迎えたい」という想いに寄り添える様、在宅医療への参加を始めました。以降、医師・看護師・ケアマネージャーとの連携体制を整え、それぞれの医療関係者が本来の仕事に専念し、患者様やその家族のＱＯＬの向上に努めてきました。
これからも薬剤師のことを他業種や地域の皆さんに知ってもらえる様、顔が見える関係を作っていきたいですね。