三幸堂薬局
病気の原因になっている元を探しそれを治す それが本当の治療です


薬局名 | 三幸堂薬局 |
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設立 | 昭和31年12月 |
代表 | 代表取締役 古米弘幸 |
本店所在地 | 〒113-0024 東京都文京区西片2-18-16 |
本店問合わせ番号 | TEL:03-3812-2465 FAX:03-3812-5565 |
問合わせ メールアドレス |
h.furumai@ins-net.ne.jp |
事業内容 | ・漢方薬・健康食品の相談販売 ・処方箋調剤 ・鍼治療 |
他100選受賞 | 【子宝部門】http://funin100.com/sankodo-yakkyoku/ |

古米弘幸代表インタビュー
日本人にあった食事と気候風土・生活サイクルが
健康を作り病気を治します
-三幸堂薬局の経緯を教えてください
父が開業し、私で2代目となります。私が引き継ぐ前にはいわゆる「薬店」で調剤の扱いはありませんでした。漢方を扱うようになったのは西洋医学的な医療の取り組みに疑問を感じたからです。薬学部に入学するその日に叔母が病気で亡くなったのですが、薬の副作用も影響していたので、西洋医学ではないアプローチで病気の治療ができないかと思うようになりました。
-どのようなお客様が多いのでしょうか
病院で処方される薬ではなく、漢方で現在の悩みを解消したいという方や調剤で来店した方でも治療のサポートとして漢方を取り入れたいとい方もいます。周辺に大きな大学病院もあるという環境もあり、ガンを患っている方なども相談に来られますが、病院で治療されている方にこちらから積極的に漢方を勧めることはありません。漢方での治療は薬だけではなく、生活習慣、食事など総合的に取り組む必要があるので、ご本人が納得されて始めないと効果が出にくいものなんです。
-具体的にはどのような取り組みをされていますか?
現在は鍼灸・漢方・食養の3つを柱にしています。「食養」とは 漢方医学における食事のとりかたで、身体を適切な状態に保つ食生活です。特別な食事方法ではなく、日常の食事のあり方を見直し病気の原因になっているものを改善しようというものです。漢方では五臓六腑それぞれに対応する食材があり、弱っている部分を補うためにはどんな食事をしたらいいのかを知ることができます。お客様の話を聞いて感じるのは、間違った食事方法を実践している方が多いことですね。例えば「1日2ℓ水を飲む」というのは日本人に適した方法とは思えません。成人が1日に小便で排出できる水分量は男性1.5ℓ女性で1.2ℓ程度といわれていますから、排出できない水分は体の中にたまり水分過多の状態になってしまいます。肩こりやめまい、痰が切れないといった症状も水分の取り過ぎが原因の可能性があります。
-お客様へメッセージをお願いします
漢方は全身を診るもの。漢方の腹証と経絡を使って患者さんの体の地図を読み・教え伝えることが、ご本人が納得できる事と思っております。お悩みを持っている方に対して食事の内容や生活などじっくりと話を聞き、時間をかけて治療しています。どうしても対応できる人数は限られてしまうので、最近は若い方たちに私の持っている知識を伝えること必要だと感じています。ひとりでも多くの方に自分の体の声を聞く大切さを知って欲しいと思います。
取材者からひとこと
お店の中の調剤のスペースとその奥に鍼や漢方の相談をする部屋には3段ほどの階段があります。「この3段を降りてきてくれる人とそうでない人がいる」という先生の言葉には、信頼関係を作ることの難しさ、お客様と真摯に向き合うことの大切さを感じました。
ご来店案内
三幸堂薬局
住所 | 〒113-0024 東京都文京区西片2-18-16 |
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連絡先 | TEL:03-3812-2465 FAX:03-3812-5565 |
営業時間 | 月~金 9:00~19:00 土 9:00~15:00 |
定休日 | 日曜・祝日 |
