薬局アップルファーマシー
理想は悩みをもつ方たちの”交流の場”です
薬局名 | 薬局アップルファーマシー |
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設立 | 平成2年5月14日 |
代表 | 取締役 木村 昌彦 |
所在地 | 〒732-0814 広島市南区段原南2丁目12-28 |
問合わせ番号 | TEL:082-263-8168 FAX:082-262-2616 |
問合わせ メールアドレス |
QWN05174@nifty.com |
事業内容 | ・処方箋調剤 ・予防養生の大切さを健康指導の理念とし、地域住民の健康増進に貢献する |
木村 忍氏インタビュー
自分の家族だったらどう接するか
いつもそれを考えています
-アップルファーマーシーの経緯を教えてください
以前は調剤が中心の薬局でしたが、数年前に私の父親がガンで亡くなり、予防の大切を身にしみて感じたことがきっかけで相談薬局としてスタートすることになりました。父がガンで闘病しているときには私も落ち込んだり体調を崩したりしてしまい、その時にはお客様に逆に励ましてもらったりしたこともありました。励まされるばかりで何もできないことが本当に申し訳なくて。お客様のために何かお返しがしたいという気持ちでより熱心に取り組むようになり、サプリメントについて勉強したり、よいと思うものは積極的に取り入れるようにしています。
-具体的にはどんな取り組みをされていますか?
体調不良や子宝相談などでお悩みの方にはとことんお話を聞き、その原因となっているものを探すようにしています。どんな食事をとっているのか、生活習慣はどうなのか、確認していきながら不調の原因になっているものを見つけ出すようにしています。健康な身体を維持するためには「食・息・動・想(食事・呼吸・動作・想念)」のバランスが重要です。ご自分ではなかなか気づけないことをアドバイスしたり、具体的な方法をお伝えできる講習会などを開催しています。例えば、酵素を使った料理教室や、正しい呼吸についての講習会、腰痛体操やストレッチ教室などは定期的に開催しています。
-お客様と接するときに気をつけていることはありますか?
常に「自分の家族だったらどうするか」という気持ちで接しています。一人暮らしの方のにはおかずを作って持っていって健康状態など様子をみたりしています。心配なことがあるときいつでも連絡して頂けるように、お客様には私の携帯電話の番号を教えているんです。ある時、夜遅くにお客様から「頭が痛いから病院に行きたい」と連絡がありました。認知症の症状がある方でしたので心配になり、自宅まで行って病院にお連れしました。幸い、深刻な病状ではありませんでしたが、こうした不安な時にフォローしてさしあげられるのはうれしいですね。家族と同じように考えて接していれば、些細な体調の変化も感じとることができるので予防にもつながります。
-地域への取り組みなどは?
時々、参加者を募ってバスツアーなども企画しています。ダイレクトメールなどでお知らせするのですが、多いときには40名以上の方が参加されるんですよ。 観光が目的ですが製薬会社の工業見学などもしています。長い時間一緒にいることで普段とは違う話が聞けたり、店を離れ仲良くなることで気軽に話せるようになるのがいいですね。
-今後の展望についてお聞かせ下さい
みなさんが気軽に集まれるようなスペースを作りたいと思っています。特に薬を買うことが目的でなくても、時間が空いたときに立ち寄ってみようと思えるようなお店にしたいですね。遊びながら学べるような健康の集いなどもできたらいいですね。お客様は様々な年代の方がいらっしゃいますが、世代を超えて交流できる場にするのが理想ですね。
取材者からひとこと
「自分の家族のようにお客様のことを考える」というのはとても難しいことだと思いますが、気負いなくあたりまえのようにやっていらっしゃる姿に感心しました。信頼関係がしっかりと築かれているからこそ、的確なアドバイスもできるのではないでしょうか。今後もお客様とのよい関係を大切にして頂きたいと思いました。
ご来店案内
薬局アップルファーマーシー
住所 | 〒732-0814 広島市南区段原南2丁目12-28 |
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連絡先 | TEL:082-263-8168 FAX:082-262-2616 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 日曜日、祝日 |
薬局の雰囲気