蘖薬局


「症状を抑える」ではなく「中から改善」という考え方の処方

蘖薬局1蘖薬局2
会社名 蘖薬局
設立 昭和58年6月
代表 堀 茂子
所在地 〒424-0907 静岡県静岡市清水区駒越東町2-35
連絡先 TEL:054-334-7719
FAX:054-334-5072
問合わせアドレス info@hikobae.com
事業内容 ・漢方相談及び漢方薬の販売
・食養生アドバイス
企業URL http://www.hikobae.com/index.htm
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堀代表インタビュー
漢方の知恵を残したい!体の歪みを取ることが健康への道に

-漢方薬へと進んだ理由は何ですか?

故武見元医師会長より紹介され漢方の道へ進んだ薬局で務め、漢方薬であれも治るこれも治ると言う症例をまじかに見て10年、漢方の魅力にどっぷりとハマっていきました。師匠は薬学博士の故渡邊武氏。日中医薬研究会を立ち上げた日本漢方の最後の生き残りとも言われ、日本に残る素晴らしい漢方を残してくれました。
漢方薬は今、その時に合わせます。無駄に続けることもありません。体の歪みを修正して正常化します。真に患者さんそれぞれのオーダーメイドで、ぜんそくやインフルエンザなど薬や休息で治りにくい方にも有効的に作用もしますのでお勧めする事ができ、利にかなっていると言えます。是非相談して頂きたいです。

-食養生について教えてください。

「漢方を始める前に、漢方が生きる体へ!」という考えの元、東洋医薬学の根幹でもある五味調和を大事にしています。脳へ栄養をきちんと届けてあげることでストレスに強い体をつくり、病気に負けない体へ育つ手助けをしてくれます。
また、現代人はミネラルが不足しています。食事のバランスに気をつけ、塩気(鹹味)・酸味・薬味を料理の中に取り入れることが大切なのです。そうしたベースを元に、守り切れなかったところをサプリや漢方が補います。体の立て直しをすることが、健康には欠かせないでしょう。漢方薬を効かせるためにも食養生は大切です。

-堀先生から見て、現代人はどう思いますか?

数年前までは多くの方が薬局にまず来店。初期治療は自らやっていましたが、現在はよろず相談のできる薬局が少なくなったこともあり、今では薬局を利用している方は「自分の体は自分で守る」という意識の高い人ばかりです。それとは対極の方は、誰か(医者)が何とかしてくれるという考えが多いように思います。
当薬局ではすでに調剤は止めています。医薬分業になったばかりの時は剤数が少なくなったのですが、今ではどんどん増え半病人、寝たきり老人を増やしているように思えます。患者サイドも積極的に知恵を得る必要があると思います。

-薬剤師は今後どう成長していってほしいですか?

患者さんの為を思って、もっと漢方のことを勉強していってほしいです。薬を飲むことで今ある症状を抑えることはできますが、それは根本的な原因解決とはいかず長く薬に頼ることになります。また、薬を飲み続けることで逆に体に悪影響を招く恐れもあります。
医師の処方通りに薬を調剤するのでは、本当に患者さんにとって良い薬剤師とは言えません。処方箋だけを見るのではなく、患者さんに合わせた薬をおススメできるよう、または自分や家族の身を守ると思って意欲的に学んで成長してほしいですね。

取材者からひとこと

漢方や薬局業界のお話になると、とても熱く語られる堀先生。インタビューの最中に、自分自身も何度かハッとさせられてしまいました。「薬は医者が処方するものと思われがちだけど、患者さんに合わせたお薬をおススメできるのが本来の薬剤師の姿だ」というフレーズが印象的でした。病名や処方箋を見てお薬を出すのではなく、患者さんを見てアドバイスしてくれる薬局を身近に見つけておくのは大切と言えるでしょう。

ご来店案内

蘖薬局

住所 〒424-0907
静岡県静岡市清水区駒越東町2-35
連絡先 TEL:054-334-7719
FAX:054-334-5072
営業時間
相談時間
9:30~18:00
10:00~17:00(予約制)
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