堀江薬局 | 予防分野における全国実力薬局100選

堀江昭佳代表インタビュー
気軽に相談できる女性のための「くすり屋」さんを目指して

－堀江薬局とはどんな薬局でしょうか？

「不妊」や「女性ならではの不調」など女性のこころとからだの悩みに特化した漢方薬局です。漢方をメインに扱うようになったきっかけは、不妊で悩んでいる友人からの相談でした。体調管理のアドバイスや漢方を処方したところ、１年後に子供を授かることができたんです。お店でもこのエピソードを紹介したいと体験談をお願いしたらＡ４の紙にぎっしりと書いてきてくれて。「こんなにも喜んでもらえるんだ」と感激しました。ああ、漢方を売ってるんじゃないんだな。しあわせのお手伝いをしているんだなと気づいたのです。それ以来、同じ悩みを持つ方々の手助けをしたいと思い、子宝相談などにも力を入れるようになりました。

－具体的にはどのようなサービスがあるのでしょうか？

まずはその方の体の状態を知るためのカウンセリングを大切にしています。時間をかけてお話をして、どんな体の不調があるのか、どんな風に改善したいかのかなどをお聞きします。漢方がすべてではありません。生活習慣や食事法なども見直してトータルで指導するようにしています。ただ単に薬を処方するというのではなく、お悩みを解決する方法を一緒に考えるという気持ちで接しています。出雲大社のお膝元にあるということもあり、全国各地の方がお越しになり、ご相談を受けています。

－カウンセリングなどで特に気をつけていることは何でしょうか？

相談を中心に行う店舗は、「薬局」というよりはカフェや雑貨屋さんのようなインテリアで、医薬品はほとんど陳列していません。リラックスしてお話できるサロンのような雰囲気にしています。「子宝相談」にいらっしゃる方の中には自分を責めて、よりつらい気持ちになっている方もいます。そんな時は「どういう生き方をしたいか」「何があったら楽しいと思うのか」など、本来の自分の価値を考えてもらうような質問もしています。結果だけを求めるのではなく、ゆとりを持って前向きに取り組んでもらうことが大切だと思っています。体調が整って状態がよくなると心も楽になって前向きに頑張れる、そういう良いサイクルを作るように心がけています。

－今後の展望についてお聞かせください。

セミナーやワークショップなどを積極的にやっていきたいですね。年配の女性の方向けの健康相談や子宝相談などもやっていきたいです。カウンセリングだとお話や悩みを聞くことが中心になります。セミナーやワークショップなどで、ご本人の気持ちの中で「気づき」が得られるような場を作っていきたいです。縁結びの神様、出雲大社のおひざ元という縁起の良い場所ですし、いらしてくださった方の気持ちが、良い方向へ向かって進んでいけるような、そんな幸せになるお手伝いをしていきたいですね。