漢方のあんどう
漢方の知識をひとりでも多くの人に伝えたい
薬局名 | 薬局 漢方のあんどう |
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設立 | 平成5年2月 |
代表 | 薬剤師・薬学修士 安東 基博 |
所在地 | 〒509-0135 岐阜県各務原市鵜沼羽場町5-143-3 |
問合わせ番号 | TEL&FAX:058-370-5431 |
問合わせ メールアドレス |
kanpoando@gmail.com |
事業内容 | ・食の考え方や心と魂のケアを重視した漢方相談 ・地域密着の総合健康アドバイザーとして、市や当店主催の講演会で講演 |
企業URL | http://www.kanpou-ando.jp/ |
安東 基博代表インタビュー
自分の健康は自分で守る
そのために必要なのは本当に正しい情報
-漢方のあんどうの経緯について教えてください
大学卒業後に漢方の製薬会社で製造や営業などを5年ほど経験しました。当初は生涯サラリーマンで、と思っていたのですが仕事を通していろいろなことが見えてきて、自分でやってみたいという気持ちが芽生えました。製造に関わっていた時、部門のモチベーションアップを任され、難しいことを噛み砕いて伝えていくことの大切さを実感しました。その時に漢方の考え方を一人でも多くの人に分かりやすく伝えたいと思ったんです。会社を辞めたあと漢方専門の薬局で4年ほど修業して漢方のことや接客などを学び、薬局漢方のあんどうを開局しました。
-具体的にはどんな取り組みをされていますか?
市が主催するカルチャーセンターで漢方講座を開催しています。薬局にいらっしゃるお客様を招いて食養生など、身近なテーマで取り入れやすいものをお話しています。高齢の方もいらっしゃるので、講演の内容も工夫しています。例えば食養生についても「いいみそしお」という語呂合わせでお伝えしています。
い 「陰」⇒漢方の基本である「陰陽五行」に基づいて、
い 「一物全体」⇒皮ごと、丸ごと食べましょう。
み 「ミネラル」⇒ミネラルをしっかりとりましょう。
そ 「粗食」⇒食べ過ぎている人が多いので適度な量、内容が大切にしましょう。
し 「身土不二」⇒生まれた土地の食べ物をとりましょう。
お 「お米」⇒日本人の腸の長さにはお米があっているので、主食はお米にしましょう。
というようにできるだけ、難しいことばを使わずに具体的で分かりやすい表現でお伝えするようにしています。
-お客様と接するときに特に気をつけていることはありますか?
漢方の話だけではなく、食品選びなどお客様に知っておいて頂きたいことをお話しています。食品表示でも「遺伝子組み換えなし」と書いてあっても、加工している商品なら表示義務がないとか、添加物でも日本と海外では基準が違うことなど、正しい情報をお伝えしていきたいと思います。マスコミに出ている情報は本当のことのごく一部です。本当のことをきっちり伝えていくことが大切だと思っています。
自分の健康は自分で守るというのが基本ですから、正しい知識を得て必要なもの、そうでないものを取捨選択できるようになって頂きたいですね。
-今後の展望についてお聞かせください
今後も健康づくりに役立つ身近な情報を発信していけたらいいと思っています。
自分の身体を自分でケアしていくには食が重要。この部分はこれからも積極的に伝えていきたいと思います。しかし、残念ながら日本は自給率が低く、安全安心で日本人の体質にあった食材を探すのは簡単ではないですよね。そこで考えているのがお客様と無農薬・無肥料している農家を繋げるという試みです。自然と健康を大切にしている農家へのサポートもしていきたいですね。
取材者からひとこと
食の安全ということに関してとても真剣に考え、取り組んでいらっしゃることが伝わってきました。お客様の健康のために、今後も積極的にいろいろなことに取り組んで頂きたいと思いました。
ご来店案内
薬局 漢方のあんどう
住所 | 〒509-0135 岐阜県各務原市鵜沼羽場町5-143-3 |
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連絡先 | TEL&FAX:058-370-5431 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 日、祝祭日 |
漢方のあんどうの雰囲気